Case Study — Video × Advertisement
EC構築から動画×広告まで、
年間売上を3年で約3.6倍に
革靴D2Cブランド(自社EC)|ECサイト構築・Meta広告運用・動画制作
運用期間:2026年3月〜(支援は継続中)
01 — BACKGROUND
課題と背景
素材とデザインへのこだわりで一定のファンを持つ、革靴D2Cブランド。
UPRIGHTはECサイトの構築から広告運用まで、長期にわたり支援してきた。
主力は4.8万〜6.4万円台の高価格帯モデル。ブランドを知ってもらえれば良さは伝わる。
しかし初めての顧客にとっては価格のハードルが高く、販売は月1〜3件にとどまる状態が続いていた。
2026年に入ると、1月・2月と2ヶ月連続で販売ゼロを記録。
転機は2026年3月。3万円台のエントリーモデルが登場したタイミングを逃さず、施策を全面的に転換した。
(1)広告の訴求軸を、高価格帯モデル中心から「3万円台」の価格訴求へ切り替え。
(2)運営するYouTubeチャンネルで、ブランドを紹介する動画を制作・公開。
「動画で知ってもらい、広告で購入の入口をつくる」——
認知から購入までの導線をワンストップで設計し直した結果、売上は前年同期比で約1.9倍に伸長。
年間売上は直近3年で約56万円 → 約200万円と、約3.6倍に成長した。
月間売上の推移(2023年7月〜2026年6月)
※売上・件数は自社ECの注文データに基づく
GLOSSARY — 数字の読み方
前年同期比 (ぜんねんどうきひ)
革靴ECは春・秋に需要の山があるため、直前の月と比べるだけでは季節要因が混ざってしまう。本ケースでは前年の同じ3〜6月と比較し、季節要因を除いた「施策による実質的な伸び」を評価している。
訴求軸の転換 (そきゅうじく)
広告で「何を前面に出すか」の切り替えのこと。本ケースでは高価格帯モデル中心の訴求から、3万円台エントリーモデルの価格訴求へ転換。商品・広告・動画のタイミングを揃えたことが効果につながった。
02 — PROCESS
運用の流れ
2月
ECサイト構築後、高価格帯モデルを中心に広告運用を継続。
一定の販売はあるものの月1〜3件にとどまり、2026年1〜2月は販売ゼロが続く。
3月
3万円台エントリーモデルの投入に合わせ、広告の訴求軸を価格訴求へ全面転換。
あわせてYouTubeでブランド紹介動画を公開し、「知ってもらう」きっかけを作る。
4月
動画経由の認知と価格訴求広告が噛み合い、月間販売12件を記録。
過去2年間で最高の月間売上を達成。
6月
転換後の4ヶ月間(3〜6月)で計31件を販売。
繁忙期の需要増を差し引いて評価するため前年の同じ期間と比較しても、売上・件数ともに約1.9倍。一過性ではない伸びを確認。
03 — APPROACH
UPRIGHTのアプローチ
YouTube動画で「ブランドを知ってもらう」、広告で「買いやすい入口をつくる」を同時に実施。単発の広告改善ではなく、認知から購入までの導線をワンストップで設計できるのがUPRIGHTの強み。
エントリーモデル登場のタイミングを逃さず、訴求軸を高価格帯から価格訴求へ切り替え。「商品・広告・動画」の3つのタイミングを揃えることで、それぞれの効果を最大化した。
広告費は月約3万円の少額のまま増額せず、訴求とクリエイティブの入れ替えで成果を改善。予算を増やす前に「何が刺さるか」を見極める、小規模ブランドでも再現しやすい運用。
革靴ECは春に需要の山があるため、「直前より売れた」ではなく前年同期比で効果を測定。「たまたま売れた」を排除し、施策による実質的な伸びをデータで確認しながら運用を続ける。
04 — RESULTS