服装をベースに、身嗜みに気を遣えることの重要性を説いた本。

洋服の基礎知識に触れ、選び方、さらには「着こなし」を目指す話の中で、何のための「身嗜み」なのかという根本的な部分を解説している。

それは当然、相手を重んじ失礼にならないため、その場に相応しい洋服を選ぶためなど、外的な洋服の役割を果たすためのものであるけれども、洋服やファッションを通して自己表現をしたり、着ることで気分が高揚したりすることも可能。

ビジネスパーソンであれば、毎日同じ洋服(スーツ)を着ていれば文句は言われないかもしれないが、それでは倦怠感が生じ、夢や喜びが生まれない。

洋服を選ぶという毎日の繰り返しが少しでも前向きなものになれば、より良い意識や気持ちが潜在意識に働きかけ自分を変えていく。そうなればファッションには夢があるという、ファッションに対する意識の持ち方や考え方を説く。

添えられているスタイリング例の写真は、けっこう柄柄していて個人的に好みではなかったけど、ファッションが相手に与える印象も、自分の内面に対する影響も、前向きに考えたいと思えた。いい歳だし。


男の着こなし最強メソッド 服は口ほどにものを言う Kindle版

著者:鈴木晴生氏

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